喜楽亭ドリル 小津安二郎とは
Wikipediaにもある小津のシンガポール従軍中に作成しようとした映画は、『オン・トゥー・デリー』という仮題のつけられたチャンドラ・ボースの活躍を映画化したものでしたが、戦況悪化で作成できませんでした。シンガポールで終戦を迎えた小津は、同地では「映写機の検査」の名目で大量のアメリカ映画を見ることができたという。その中には『嵐が丘』『北西への道』『レベッカ』『わが谷は緑なりき』『ファンタジア』『風と共に去りぬ』『市民ケーン』などが含まれていたとのこと。
四ノ間の最後に無音で映し出される小津の墓。「無」と言う文字の墓は鎌倉にあるようです。
ちなみにチャンドラボーズはこちらで。インパール作戦にも関与のある人物でした。また、死亡地は台湾でした。